一軒家賃貸はやめた方がいい?戸建てはめんどくさいor最強?

賃貸ノウハウ

賃貸物件の中には、一軒家を取り扱っている不動産屋も多いです。

広々とした戸建てが賃貸できるということもあり、アパートやマンションと同様に契約することができるため人気です。

ですが、「一軒家の賃貸はめんどくさい」「やめた方がいい?」というイメージや意見も聞かれます。

そこで今回は、一軒家を賃貸契約するメリットやデメリットを、口コミを交えて紹介します。

戸建て賃貸でのトラブルを防ぐための注意点もまとめたので、ぜひ参考にしてください。

一軒家の賃貸はやめた方がいい?住んでみた口コミまとめ

一軒家の賃貸はやめた方がいいのか、実際に戸建てを賃貸していた方の口コミを見てみましょう。

「ワンルームの賃貸平屋は気楽」「遅い時間の生活音も気を遣わない」というメリットがある一方で、「住宅密集地は物音が聞こえる」「隣人の話し声が聞こえる」といった様々な声が見られます。

他にも、賃貸の一軒家に住むメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

それぞれの口コミを詳しく紹介していきます。

その前に、カップルやファミリーなど複数人で一軒家を賃貸する場合が多いと思いますが、一人暮らしの場合はどうなのでしょうか。

一軒家の賃貸で一人暮らしする場合についての口コミも見てみましょう。

一軒家の賃貸で一人暮らしするメリットデメリット

賃貸の一軒家で一人暮らしをする方やしたことがある方も、少なくありません。

ですが、やはり一人暮らしに一軒家は大きいようで、管理が大変というデメリットな意見がありました。

一人暮らしに限りませんが、住んでみてから分かる大変さもありますよね。

反対に、周囲への迷惑になりがちな騒音や生活音という点は、メリットとして挙げている方が多いです。

建物同士にも間があることで、マンション・アパートに比べて周りに気を遣わなくていい分住みやすさを感じてる人もいました。

一軒家・戸建て賃貸はめんどくさい?デメリット

賃貸の一軒家のデメリットを詳しくご紹介していきます。

一軒家と言えど、賃貸となると自分の好き放題にしていいという訳ではありません。

賃貸契約書にある規約を守りながら、生活するため「めんどくさい」と感じる人もいるようです。

一軒家の賃貸は後悔する?

一軒家を賃貸したことで、「冬場は寒い」「子どもがいると上り下りが大変」と言った、後悔したという意見がありました。

家族が増えたことにより、広いお部屋を求めて戸建てに住む方は多いようですね。

賃貸の一軒家に住んで後悔したという意見には、このようなものがありました。

  • フロアの移動が大変
  • 気温調整が難しい(1階は寒いなど)
  • ゴミ出しの制限
  • 庭の手入れが必要
  • 集合住宅よりセキュリティが甘い など

後悔することもありますが、賃貸なので引っ越しも可能なところはメリットにもなります。

また、一軒家のメリット・デメリットを体験できることは、その後の住宅購入に有利になりますよ。

一軒家の賃貸は近所付き合い&町内会の参加必須?

賃貸で一軒家に住んだ場合は、町内会の参加を強いられるなど近所付き合いでのデメリットが多いという意見がありました。

 

地域によってはゴミ捨て場の管理や地域清掃など町内会が取り組んでいる場合があります。

町内会などのご近所付き合いは強制的ではありませんが、地域に根付いた取り組みがある場合は、参加せざるを得ないこともあるかもしれません。

契約時や内覧時に不動産屋やオーナーに、町内会や近所付き合いの状況についてよく確認しておくことをおすすめします。

一軒家の賃貸は期限がある場合も?

一軒家の賃貸は、定期借家の場合は更新できずに賃貸契約が終了になります。

 

期限付き賃貸一軒家に住んでいる方は、期限の半年前までに不動産屋や大家さんから契約終了期間の通知が届きます。

定期借家と更新可能な普通借家ともに、2年の契約期間が設定されている場合が多いです。

同じ家に長く住まないという方、2年住めば十分という方は、期限付きの賃貸一軒家がぴったりですね。

一軒家・戸建て賃貸のメリット|最強な理由

もちろん、賃貸の一軒家に住むことのメリットもたくさんありますよ。

戸建て賃貸に住むメリットには、以下のようなものがあります。

中には、一軒家賃貸最強という口コミもあるほどなので、一体どんなところが最強なのか詳しく見ていきましょう。

一軒家の賃貸は安い|理由は?

一軒家の賃貸は、意外と安いという点で人気があります。

賃貸と言えど、一軒家ともなれば割高な印象があると思いますが、賃貸アパートやマンションと同じかそれよりも安いことも

その理由としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 木造のため
  • 築年数が古い物件が多いため
  • 固定資産税などの税金がかからないため

費用を抑えて、広い家に住みたい方には、最強な物件と言えますね。

一軒家の賃貸はペット可の物件が多い

賃貸の一軒家は、ペット可の物件が多いため、ペットと住みたい方には人気です。

 

ペットを飼うとなると気になる鳴き声や臭いなどの近隣トラブルですが、一軒家の場合はそういったストレスも軽減されますよね。

アパートや賃貸マンションでは、なかなかペット可物件を見つけることができない場合も多いです。

ペットと住みたい方は、ぜひ賃貸一軒家も検討してみることをおすすめします。

一軒家の賃貸は騒音が気にならない

賃貸の一軒家に住む上で、生活音などの騒音を気にしなくてよいのは最大のメリットです。

アパートや賃貸マンションでは隣人との間は壁一枚なため、どうしても生活音が気になることがあります。

その点、一軒家は隣の家とある程度の間隔があるため、騒音へのストレスが少なくなります。

 

周りの騒音もそうですが、自分の生活音が周りに迷惑になっていないかも気にせずに暮らせるのは魅力的ですね。

一軒家・戸建て賃貸でトラブルを防ぐための注意点

戸建て賃貸に住むメリットやデメリットを踏まえた、トラブルを防ぐために知っておきたい注意点を5つご紹介します。

物件探しや賃貸の一軒家に住んでから起こりうるトラブルや注意点を理解した上で、スムーズな新生活を送れるようにしてください。

物件数が少ない

賃貸の一軒家は、賃貸マンションやアパートに比べると物件数が少ないです。

すぐに引っ越さなければならない時など、思うように条件に合った物件を見つけられない可能性もあります。

また、賃貸のために一軒家を建てる場合が少ないため、築年数の古い物件が多いです。

賃貸の一軒家をお考えの方は、引っ越しまでに余裕をもって早いうちから物件を探すことをおすすめします。

定期借家の場合が多い

一軒家の賃貸は期限がある場合も?」でもお伝えしましたが、賃貸の一軒家は契約期間が決められている場合もあり、更新できないこともあります。

定期借家は契約期間を2年間としてるところが多いですが、管理会社や物件によって異なります。

長く戸建てに住み続けたい場合には、定期借家ではなく普通借家の物件を検討してみてください。

セキュリティ対策を考える必要がある

賃貸の一軒家は、防犯などのセキュリティ対策を各自で行う必要があります

賃貸マンションなどは建物としてセキュリティ対策をしていますが、賃貸でも戸建ての場合は防犯カメラなどの設備はついていません。

防犯カメラなどセキュリティ設備を取り付ける場合は、必ず管理会社や大家さんの許可を取りましょう。

自然災害の影響を受ける場合がある

建物の立地にもよりますが、自然災害の影響も考えなくてはならないポイントです。

例えば、川の近くの物件ならば川が氾濫したときに一軒家ですと耐震性や災害設備の点から考えて、被害を受けやすいと言えます。

戸建て賃貸を検討される場合は、自然災害も念頭に置いて、川付近を避けて高台にするなど立地も考慮することをおすすめします。

町内会など近所付き合いがある

賃貸の一軒家に住むと、町内会などのお知らせや勧誘が来ることがあります。

町内会への加入は任意ですが、「町内会に入っていないと、ゴミ出しができない…」というような意見も聞かれます。

地域の取り組みが濃い場所では、町内会への加入や地域のイベントへ参加を余儀なくされるなど、何かとご近所付き合いをしなければならない場合もあるようです。

どの程度のご近所付き合いが必要になるのか、事前にリサーチをしてから物件を決めましょう。

一軒家・戸建て賃貸は借り手がつかない?オーナー側の苦悩

賃貸一軒家は安くて騒音なども気にならないため人気のようにも見えますが、オーナー側からすると「借り手がつかない」と困っている方もいます。

この方の戸建て物件は、築5年で最寄駅から徒歩5分とかなりの好立地なのですが、借り手がつかないとのこと。

都内の人気地区の一軒家で家賃が割高なため、アパートやマンションに流れていってしまうケースもあります。

借り手がつかない原因として、以下のようなものが考えられます。

  • 家賃設定金額が高い
  • 築年数が古いため
  • 立地が悪い      など

また、築年数の古いものは外観・内観などのリフォームをしなければ借り手がつかず、結果オーナー側の出費がかさむことになります。

戸建て賃貸を契約してもらうというのは、オーナー側からしても苦悩の多い場合があるのですね。

一軒家購入と賃貸はどっちがいい?

一軒家を賃貸するならば、購入した方がいいのでは?という意見も聞かれます。

そこで、一軒家を購入する場合と賃貸の場合を比較してみました。

購入 賃貸
住居費 ローン完済まで
一定して払う
自分の収入に応じて
家賃・物件を選べる
引越し 自由にできない 自由にできる
修繕費 購入者が負担 オーナー側が負担
税金 固定資産全
都市計画税が掛かる
なし
その他 ・ローン完済で支払いが不要
・老後も暮らせる
・資産として残せる
・常に家賃が発生する
・60歳以上は借りにくい
傾向がある

購入にも賃貸にもそれぞれの良さや特徴がありますね。

安定した収入が見込める場合は、老後まで安心な一軒家の購入を考えてもよいでしょう。

自分の収入に合わせて家賃を考えたい方、定住を望まない方は賃貸の方が気楽に生活することができますね。

まとめ

今回は、賃貸物件の中でも一軒家・戸建てに焦点を当てて、メリットやデメリットをご紹介しました。

どんな物件でも、メリット・デメリットを知った上で納得して契約することが、スムーズは生活へとつながります。

「賃貸の一軒家はやめた方がいい?」と不安に思う方は、以下の注意点を意識して物件探しをしてみてください。

一軒家を購入する前段階としてや、騒音や周囲への気遣いなどストレスフリーで過ごしたい方、ペットと一緒に住みたい方などには戸建て賃貸はおすすめですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました