「いつまで実家暮らしを続けるべき?」「周りからはどう思われているんだろう?」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、実家暮らしのメリット・デメリット、世間一般のイメージ、そして家に入れるお金について徹底解説します。
▼この記事に書いていること
年齢や性別による特徴を知り、実家暮らしのリアルと向き合いましょう。
この記事を読めば、あなたがこれからどうするべきかのヒントが見つかるはずです。
実家暮らしは何歳まで許される?
実家暮らしは何歳まで許されるのか、明確な基準はありませんが、20代後半~30代前半までに一人暮らしを始める人が多いようです。
口コミでも、「就職して数年間は実家暮らしで引っ越し資金を貯めて、一人暮らしを始めた」や「30歳を過ぎて実家暮らしをしているのは経済的に余裕がない?」などの意見が見られました。
ただし、親の介護や家業を継ぐなどの事情がある場合、何歳で実家暮らしをしていてもマイナスな印象を持たれることはないでしょう。
25歳で実家暮らしの割合は?
総務省統計局の「令和2年国勢調査」によると、25歳~34歳で一人暮らしをしている人の割合は男性が28.8%、女性が19.7%でした。(参考):統計局-令和2年国勢調査
つまり、25歳で実家暮らしをしている人の割合は、決して少なくありません。
また、上記調査によると、15~24歳で一人暮らしをしている人は男性が18.5%、女性が15.7%なので、大学生の場合は実家暮らしの割合が非常に高いと言えます。
実家暮らしは何歳まで?男女の平均
実家暮らしが何歳まで許されるかは男女によっても異なり、一般的に男性は30歳、女性は30代前半が目安と言われています。
ただし、これはあくまでも平均的な意見であり、個々の事情や価値観によってどのような印象を持たれるかは大きく変わります。
世間の声として、30歳を過ぎても実家暮らしをしていると「自立していない」「経済的に問題があるのでは?」というイメージを持たれることもあるようです。
しかし、親の介護や家業を継ぐなど、やむを得ない事情がある場合は、年齢に関係なく理解を得やすいでしょう。
実家暮らしの男性・女性はやばい?
「実家暮らしの男性・女性はやばい」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
その理由として、自立心の欠如や家事能力の低さなどが挙げられることが多いです。
しかし、実家暮らしを選択する背景には様々な事情が存在するため、必ずしも「やばい」と言われるわけではありません。
ここでは、実家暮らしの男性・女性が「やばい」と思われる理由について掘り下げて解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
幼い?甘え?
実家暮らしの女性・男性が「幼い」「甘え」と思われる理由の一つに、親に頼りすぎているという意見・イメージが度々挙げられています。
例えば、家事を一切手伝わず、生活費もほとんど入れないといったケースです。
このような場合、周りからは「自立心が足りない」「親に甘えている」と思われても仕方ないでしょう。
しかし、実家暮らしでも家事を積極的に手伝ったり、生活費をきちんと入れたりしている人もいます。
そのような場合は単に「実家暮らし=甘え」と決めつける人は少ないのではないでしょうか。
めんどくさい?
実家暮らしの彼女・彼氏が「めんどくさい」と思われる理由として、口コミでは以下のような点が挙げられていました。
- 自分の意見を主張せず、
親の言いなりになるのではないか - 親の許可がないと何も決められない
- 親の価値観を押し付けてくる
上記の他にも、口コミでは「実家暮らしのカップルはどこでやるの?」などの疑問も挙げられていて、「家に泊まれないのは面倒」という意見も見られました。
お泊り問題は近隣のホテルに宿泊するなどで対処できますが、「主体性がない」「自分の意見がない」と思われる行動は敬遠される原因になります。
もちろん、上記のようなイメージが実家暮らしの人全員にあてはまるわけではありません。
しかし、自立した行動を取ったり、主体性のある考えをすることで、「めんどくさい」と思われる可能性を減らせるでしょう。
モテない?
「実家暮らしの男性はモテない」「恋愛で不利になる」という意見もあります。
その理由として、以下のような点が挙げられます。
- 経済力がないと思われる
- 自立していないと思われる
- 親との関係が近すぎると思われる
- おうちデートができない
これらの理由から、実家暮らしの人は恋愛対象として見られにくいという声もあります。
しかし、実際には、実家暮らしでも魅力的な人はたくさんいますし、理解してくれるパートナーを見つけることも可能です。
実家暮らしのときに交際を始めて、後々同棲を始める人も多いので、必ずしも実家暮らしが恋愛いおいてマイナスというわけではないでしょう。
実家暮らしの男性の特徴
実家暮らしの男性は、以下のように様々な特徴をイメージされることがあるようです。
- 経済的な安定を重視している
- 家事能力が低い
- 家族仲が良い
- 貯金がありそう
- 浮気をしなそう
実家暮らしの男性は「経済的な安定を重視している」ととらえる人もいれば、反対に「お金がない?」と考える人もいます。
また、実家暮らしの独身男性は家族想いな人と思われるか「家族に依存しているのではないか?」と思われるかも人によって異なるでしょう。
更に、実家暮らしだと他の女性を家に招待することが難しいので、「浮気をしなそう」と考える人も多いようです。
実家暮らしの女性の特徴
実家暮らしの女性は、以下のように様々な特徴をイメージされることがあるようです。
- 経済的に余裕があるため
自分磨きや趣味を楽しめる - 家族仲が良い
- 自立心が弱い
- 恋愛に対して慎重
実家暮らしの女性は経済的に余裕がある分、好きなことにお金を使うことができるというイメージを持つ人が多いです。
また、家族仲が良いというイメージの一方、家事能力や判断力の欠如など、自立できていないと考える人もいるようです。
実家暮らしのメリット・デメリットとは?何が悪い?
実家暮らしには、以下のようなメリットとデメリットが存在します。
メリット | ・生活費を抑えられる ・家族のサポートを受けられる |
---|---|
デメリット | ・自立心が育ちにくい ・プライバシーが確保しにくい |
実家暮らしだと一人暮らしより生活費を抑えられる分、貯金に回すことができたり、自由に使えるお金がより多く確保できたりといったメリットがあります。
実家暮らしの人の1か月あたりの貯金の平均額・目安は以下の通りです。
- 20~24歳:約10万円
- 25~29歳:約15万円
- 30~34歳:約18万円
実家暮らしの場合の貯金額は25歳でも月に10万~15万円ほどと、かなり高額な設定にすることも可能です。
「実家暮らしだと月にいくら使うか?」という内容のSNS投稿では、家に入れるお金を含めて、8万~9万円と回答している人が多くいました。
一人暮らしの人より生活費が抑えられる分、高額な貯金が可能となるのです。
しかし、実家暮らしのデメリットとして「親との暮らしはストレスがたまる」「周りの目が気になって恥ずかしい」という意見を挙げている人もいます。
メリット・デメリットを考慮して、ご自身には実家暮らしと一人暮らしのどっちが合うか検討してくださいね。
実家暮らしで家に入れるお金はいくら?
実家暮らしをする上で家に入れるお金はいくらかというと、相場は月3万円~5万円ほどとされています。
ただし、無理のない金額は家庭の状況や収入によって異なるため、相場より少額であっても、家族内で相談したうえであれば問題ないでしょう。
続いて、実家暮らしで家にいくらお金を入れるのが妥当か、年代や状況別に解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
20代・30代は?
20代・30代で実家暮らしをしている場合、家に入れるお金の相場は月3万円~5万円程度と言われています。
ただし、これはあくまでも目安であり、収入や家庭の状況によって異なります。
例えば、都心部で一人暮らしをする場合の家賃相場を考慮して、それよりも少し低い金額を設定する、という考え方もあります。
新卒なら?
新卒で実家暮らしを始める場合、家に入れるお金は月1万円~3万円程度が相場と言われています。
社会人1年目だとまだ収入が安定していないため、親に甘える部分も大きくなるでしょう。
しかし、社会人として自立していくため、少しずつ家に入れる金額を増やしていく人も多いです。
大学生も入れる?
大学生が実家暮らしをする場合、家にお金を入れないケースも多いです。
学生であるうちは勉強に励むのが本分なので、家庭の事情にもよりますが、そもそもアルバイトをしない人もいるでしょう。
しかし、アルバイト収入がある場合は月5千円~1万円程度入れる人もいます。
家にお金を入れることで、親への感謝の気持ちを示すとともに、金銭感覚を養うことができるでしょう。
実家暮らしは家にお金を入れない?
「実家暮らしでお金を全く入れない」という選択肢もありますが、社会人として自立するためには、ある程度のお金を入れることをおすすめします。
お金を入れることで、親への感謝の気持ちを示すだけでなく、家計を支える一員としての自覚を持つことができるでしょう。
収入や事情によっては家にお金を入れるのが難しい場合もあるかもしれませんが、家族と相談のうえ金額を設定して、少しでも入れられるのが理想的ですね。
まとめ
今回は以下の内容でご紹介しました。
- 実家暮らしは30歳頃まではありと考える人が多い傾向
- 家に入れるお金の相場は月3~5万円
- 実家暮らしは生活費を抑えられる
- 実家暮らしは自立心がないと思われる可能性もある
実家暮らしは一人暮らしをするより生活費が抑えられたり、家族で家事を分担することで負担を減らすことができたりといったメリットがあります。
しかし、自立してないと思われたり、プライバシーが確保しにくかったりといったデメリットもある点には注意が必要です。
実家暮らしにも一人暮らしにもメリット・デメリットがあるので、ご自身の収入やライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
ぜひ今回の記事も参考に、最適な選択をしてくださいね。
▼参考にしたページ一覧
(参考):統計局-令和2年国勢調査
コメント